そういうわけで。
RebootTour完了しました。
いやーーー・・・。今回は色々頑張ったし色々あったね。
最後なのでツアーの内側についてや総括について話します。
このRebootという試みは実際のところ
終わってみればいい感じに見えますが
実際の内実は全員が必死になった様々な戦いの果てです。
それこそ
”全てを変えたり変えなかったりする、再考する”
口に出すと簡単ですが実際は
”全てについて話し合う”
という事なのです。
話し合えば当然問題点、認識の差異、
ましてや方向性の違い感覚の差。
ありとあらゆる部分が全員でぶつかる事になります。
ファイナルのその時、ichigoさんが
”終わり良ければすべて良し”
と言いましたがその言葉が自然に
出る程たくさんの事が話し合われたツアーでした。
うちのバンドは今までずっと他所と競い合う前に常に
内側で競い合ってきました。
全員がキャリアも、感覚も、
元々目指していたものまで違うのです。
わかりやすい一致団結した目標など持ちようがありません。
そんなメンバーで話し合い、同じ方向を向くべく意見を戦わせる・・・
いかにこれが問題を孕むものであるか
理解していただけると思います。
終始高い緊張感で厳しい話し合いを続け、
さらに一公演行われるたび全員の意見を持ち寄り
更に・・・という繰り返しです。
当然のように意見が平行線となり対立することもあったり、
リハーサルも想定より難しく熱を帯びて回数が増えたりと
通常のツアーより遥かに苦労の連続であったと思います。
聖域がないということは
各人が別のメンバーに忌憚のない意見を
ためらいなくぶつけるということでもあるのです。
本気で空中分解しなくてよかったと今はホッとしています。
果たしてこのツアーを通して見に来てくれた方に
何か残すことはできたでしょうか?
個人的にはこの戦いの果てにある僕らを
もっとみんなに見て欲しいですし
これからも更に高めるべく手を緩めないつもりです。
これ以上はさすがに長すぎるので(笑)
今回のRebootツアーはこれにて閉幕し思い出となります。
”このツアーが後にこのバンドの重要な1幕であった”
そう語れるよう
全力でこれからも頑張ります。
じゃあね!